“ 村送り自体は江戸時代から土佐で行われた藩営通信制度で、公文書逓送が主であった。村送り切手とは、1875年ころまで高知県で行われていた「村送り」という通信制度に用いるため発行された切手である。 1872年6月1日より、この制度を民間に開放、同日、県内だけで有効な村送り切手を発行した。郵便制度にはさまざまなものがあり、制度自体日本に存在しないもの(例:気送管郵便)も珍しくない。 ”